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開発事例集CASE STUDY

REQUEST

レシピなしで粘度のある
具材入り担々麵スープを作りたい!

レシピなしで粘度のある具材入り担々麵スープを作りたい!

冷凍麺に添付する、具材入り担々麺濃縮スープを作って欲しいとのご依頼を頂きました。
ECサイトでの販売を目的とした商品で、ご依頼いただいた当初はレシピも見本もなかったため、
弊社にあるレシピで試作品を作ることから製品開発がスタートしました。

冷凍麺に添付する、具材入り担々麺濃縮スープを作って欲しいとのご依頼を頂きました。ECサイトでの販売を目的とした商品で、ご依頼いただいた当初はレシピも見本もなかったため、弊社にあるレシピで試作品を作ることから製品開発がスタートしました。

課題

味の追求と希釈したときの粘度調整

この案件で最も時間を要したのは味作りと粘度調整でした。
ご依頼を頂いた当初は見本となる味がなかったこと、またお客様の求める味の方向性が開発途中で変わったこともあり、なかなか味が定まりませんでした。

そして、時間をかけてようやく味が決まった段階で「食べる時にドロっとした粘度のあるスープにしたい」とのご要望を頂きました。
通常、濃縮スープはお湯で希釈するので喫食時に粘度はなくなってしまいます。しかしこの案件では、希釈した後にも粘度がある状態にしたいというのがお客様のご要望でした。

提案・解決

試作・改良のキャッチボールと増粘剤の組み合わせで工夫

味づくりは、お客様とこまめにキャッチボールを行い、試作と改良を何度も繰り返しました。
お客様の求める味に近づけるために、気になる点をひとつずつ改良していった結果、使用する原料は今までにないほど膨大な数となりましたが、お客様にご納得いただける味を作り上げることが出来ました。

次に粘度は増粘剤で調整するのですが、1種類のみでは希釈した後に粘度を出すことが出来ませんでした。
どうすればよいか悩んでいた時、ある原料メーカーから2種類の増粘剤を組み合わせることで希釈した後にも粘度を出す方法を教えてもらいました。
早速その増粘剤を取り寄せ、様々なパターンで試作した結果、何とかお客様の希望の通り、希釈後にも粘度を出すことに成功しました。
工場で行うテスト製造では、混ぜ合せる手順によって粘度の出方が変わってくることが試作段階で分かっていたため、これまで実績のない手順で増粘剤を混ぜ込みました。初めて試みる手順だったため、上手くいかなかった場合に備えて、別の方法も準備した上でテスト製造に挑みましたが、試作段階で検証を重ねていたおかげで、混ぜ込みには一回で成功、希釈した後にも粘度が出るスープを作り上げることが出来ました。

結果

お客様ご納得の商品完成

使用する原料が大幅に増えていったことで、当初お客様が提示されていたコストよりも大幅にアップすることになりましたが、こだわった味を再現出来たことにより、お客様もご納得の上、商品化へと繋がりました。発売後、商品サイトのレビューでも味に対して高い評価を頂くことができました。

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