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開発事例集CASE STUDY

REQUEST

カレー粉をたっぷり使った
調味液を作りたい!

カレー粉をたっぷり使った調味液を作りたい!

乾麺に付ける小袋で、カレー味の調味液を作って欲しいとのご依頼を頂きました。
贈答品としての商品で、しっかりとしたカレー味にして欲しいとのご要望でしたので、
カレー粉をたっぷり使用する必要がある製品でした。

乾麺に付ける小袋で、カレー味の調味液を作って欲しいとのご依頼を頂きました。贈答品としての商品で、しっかりとしたカレー味にして欲しいとのご要望でしたので、カレー粉をたっぷり使用する必要がある製品でした。

課題

とろみの調整と、色・においが強い製品の取り扱い 

この案件のひとつ目のポイントは、お客様が喫食する際にカレー味調味液のとろみが出るようにすることでした。製造段階でとろみが出てしまうと、実際に食べる際に温めてもとろみが出ません。製造段階ではとろみを出さないで製品に仕上げることが必要でした。

さらに、もうひとつの重要なポイントは他製品へ影響を与えない工夫です。カレーのように油分を多く含み、色やにおいが強いなどの特色ある製品の取り扱いには細心の注意が必要です。

提案・解決

培ったノウハウを活かして、スムーズな製造を実現させる

とろみの課題は、仕込み工程を通常の製品とは異なる方法に変えることで対応しました。通常の仕込み工程はある程度高い温度で行うことが多いのですが、この案件ではとろみを出さないために、でん粉を投入するタイミングを一定温度まで下げることにしました。しかし、温度を下げることで高温状態よりもでん粉が混ざりにくくなります。よってどの程度の温度ならとろみを出さず、かつでん粉が混ざるのかを判断しなければなりませんでした。
これには過去の実績データが役に立ちました。データを基に最適な温度を割り出し、製造段階でとろみを発出させることなく製品に仕上げることができました。

もうひとつの課題である製品の取り扱いについては、弊社では過去からこのような特色ある製品を取り扱ってきた実績が多数ありますので、これまで培ったノウハウを駆使して対応しました。例えば、弊社の工場では色やにおい移りを防ぐために専用の送液ホースを使用しています。製品ごとに適した洗浄のノウハウもあります。
また万全を期して、影響を受けやすい製品を同日には製造しないなどの調整も行ってきましたので、それらの経験をすべて生かし解決しました。

結果

継続的な製造で定番商品へと成長

この製品は、御中元や御歳暮の定番となり継続してご発注いただいています。フィルムデザインのリニューアルを行うなど商品展開の広がりを見せています。
カレーのような油分が多く色やにおいが強い製品は取り扱いが難しいだけでなく、近隣問題の理由から工場によっては製造が困難な場合があります。
弊社は工業・流通系の企業が多く立ち並んでいる地域に立地しており、この立地条件もまたこのような製品を製造できる理由のひとつと言えます。

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