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開発事例集CASE STUDY

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重量が違う数種類の具材を
ペットボトルへ充填して欲しい!

重量が違う数種類の具材をペットボトルへ充填して欲しい!

ペットボトル型のドレッシングの製造依頼をいただきました。
ドレッシングのレシピはお客様が考案されたもので、具材には玉ねぎやかつお節、
白ネギ、いりごま等が入っていました。

ペットボトル型のドレッシングの製造依頼をいただきました。ドレッシングのレシピはお客様が考案されたもので、具材には玉ねぎやかつお節、白ネギ、いりごま等が入っていました。

課題

重量が異なる具材を均一に充填する難しさ

この案件の難しさは、重さが異なる具材をその種類や量が均一になるようにペットボトルへ充填することです。
今回のドレッシングでは、みじん切りのたまねぎとかつお節が入っていましたが、重い具材のたまねぎは下の方へ沈み、軽い具材のかつお節は上の方へ浮いてしまいます。
粘度のある液であれば具材は沈みにくくなるのですが、この案件は粘度のないドレッシングでしたし、原材料の配合はすでに決まっていて変えることは出来ませんでした。
充填の最初から最後まで具材の量を均一にできるかが、この案件の最難関でした。

提案・解決

撹拌速度の調整で対応

私たちは原材料の配合を変えることなく具材を均一に充填するためにはどうしたらよいのかを考えました。
そこでポイントになったのが「撹拌の速度」でした。撹拌速度を速くすると重い具材や大きい具材は遠心力で浮きます。逆に遅くすると重い具材は沈み軽い具材は浮いてきます。これを踏まえ、実機でのテストでは撹拌速度を細かく変えながら、タンク上下での具材の混ざり具合を何度もチェックし、重い具材と軽い具材が均一に混ざった状態になる撹拌の速度を割り出しました。

結果

レシピは変えずに、具材のバラつきを解消

最適な混ざり具合になる撹拌の速度を見つけることができた結果、具材量を均一にペットボトルへ充填することが出来ました。
お客様が作られたレシピを変えることなく具材のバラつきを解消し商品化できたことで、お客様には大変喜んでいただきました。

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