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「ジュレ」を作って欲しい!

「ジュレ」を作って欲しい!

温かいスープに添付するレモンジュレを作って欲しいとのご依頼をいただきました。
お客様の商品イメージは、「液体状のたれ」ではなくあくまで「ジュレ」で、
小袋からプルプルと出てくる見た目のおもしろさが欲しいとのご要望がありました。

温かいスープに添付するレモンジュレを作って欲しいとのご依頼をいただきました。お客様の商品イメージは、「液体状のたれ」ではなくあくまで「ジュレ」で、小袋からプルプルと出てくる見た目のおもしろさが欲しいとのご要望がありました。

課題

工程設計の難しさ

私たちはそれまでジュレの開発をしたことがありませんでした。
小袋タイプのジュレということで、袋から上手く出る固さの調整が難しいかと想定されましたが、それ以上に難しかったのが製造工程への落とし込みでした。
つゆやたれと異なりジュレは固まるという特性があります。弊社の充填工程は、仕込んだ原料を加熱殺菌し、充填できる温度まで冷却してから充填という流れで行われます。ジュレの場合はこの「冷却」が問題になってきます。何度で固まり何度で再度溶けるのか、それに要する時間はどれくらいか。小さな調理器具で作る場合と大きな機械で作る場合とではこれらは全く異なります。試作時の手順をどのように製造工程へ落とし込むのか、私たちは頭を悩ませました。

提案・解決

様々なパターンを想定し、細かくデータ取り

そこで、テスト製造にてジュレの固まる温度や時間、固まったものが再度溶ける温度について、起こりうる数種類にパターン分けをして経時的データを取りました。
このテスト製造での細かなデータ取りによって、本製造における手順を明確にすることが出来ました。
このように、初めて取り組む案件では製造段階でどんなことが起こるかわからないため、様々なデータを取ることから始めなければならない案件もあります。

結果

イメージをカタチにする開発力

このレモンジュレは商品化が決まり、テスト製造時の細かなデータ取りが功を奏し、初回製造では問題なく製造を終えられました。お客様には、ジュレが小袋から出る様子が思い描いていたイメージ通りだとご評価いただきました。また、ジュレの工程設計が出来上がったことで、この案件に引き続き他のジュレ案件をいただき、スムーズに製造を進めることができました。

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