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開発事例集CASE STUDY

REQUEST

粒状の具材を使用した調味料を
小袋で作りたい!

粒状の具材を使用した調味料を小袋で作りたい!

「ピーナッツが入ったごまだれを小袋で作って欲しい」
というご依頼をいただきました。
お客様の希望は、麺に和えるタイプのたれとして売り出したいので、
ある程度の粘度がありピーナッツの風味がしっかり感じられるものでした。

「ピーナッツが入ったごまだれを小袋で作って欲しい」というご依頼をいただきました。お客様の希望は、麺に和えるタイプのたれとして売り出したいので、ある程度の粘度がありピーナッツの風味がしっかり感じられるものでした。

課題

かみ込みが起きやすい具材への対応

ごまやピーナッツは小袋への充填が非常に難しい具材です。調味液を小袋へ充填する際、小さな粒がシール部分にかみ込んでしまう可能性が高いからです。どのような具材がどの程度かみ込みやすいかは、具材それぞれの大きさや硬さ、繊維質の量などその具材の特性によって異なります。
かみ込みが起こるとシール部分の粘着が不十分で液漏れの原因になる場合があるため、かみ込みの可能性がどの程度あるか、袋製品のご依頼があった際に私たちが第一にチェックするポイントのひとつでもあります。

提案・解決

思いがけない化学反応から見直し

ごまやピーナッツを上手く充填するにはその配合量の調整がカギを握ります。私たちは過去の開発実績を基に液漏れを起こさない配合量を割り出し、かつピーナッツの風味も残るごまだれを製品化することができました。
製品化してしばらく経った頃、時間の経過とともにたれの粘度が少しずつ上がってしまう現象にあることが判明しました。これは私たちが全く想定していなかった事態でした。なぜそうなるのか急いで原因を探り、ある二つの添加物の配合比率が問題であることを突き止め、配合変更を行いました。

結果

豊富な知識と経験でお役立ち

事象を予測できずお客様には大変ご迷惑をおかけしましたが、開発段階で様々なパターンを想定して保存試験を行っていたことが幸いし、トラブルが起こった際、素早く原因を追求することが出来ました。
このような様々な経験と原料に関する知識の蓄積は、私たちの強みとなり現在の開発にと生かされており、今後も欠かせないプロセスであると考えています。

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